グローバル化の進む国際社会において増大する社会的ニーズを受け、近年大学での中国語学習者が急増しています。しかし、中国語の言語学的特徴と教養語学の少ない授業時間数に阻まれ、多くの大学で履修者の望むコミュニケーション能力習得の課題が十分に達成されていないのが実情です。本取組は、中国語習得に重要な声調波形表示機能付大型語彙音声DBを制作した本学の先駆的開発実績をベースに、基礎教育で短期間に、確実に、質の高い音声教育を行い、単語力を増強し、平易な表現で対話できる基礎力活用型中国語人材の育成を目指すものです。
文部科学省 大学教育の充実 -Good Practice-
取組代表者 学長 栗田恵輔(採択時)
取組担当者 湯山トミ子(法学部教授)/武田紀子 |
汎用性の高いエンドユーザ(学生)能動型e-Learning自習支援システムの開発と、人と社会に対する関心を育む独自の対面式正課授業との連係により、技能の習得と人格の涵養を図り、社会と学生のニーズに応える新時代の中国語教育を実践し、これにより21世紀の国際社会に有用な国際化新人材を育成し、新養語学教育の新たな可能性を切り開くことを試みます。
※声調(単音節における強弱を含む高低アクセント) |